2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1.読み始め 二葉亭四迷の言葉「文学は男子一生の事業にあらず」を思いだす。そのとき文学者は、男子一生の仕事をどう考えていたのだろう。「戦争と革命」というようなことを私は想像するのだが…。 この本、『海事の第二次世界大戦史』は、左派的な論調で知…
現代詩を読んで久しぶりに感動した。つまらない人生だが(少なくとも私の生は…)、それを大事に扱うのが詩だ。「シーツを/ぴんとはろうとして/手をのばしていって/しわをだしてしまうように/田んぼの水を/風が/押してゆく」あるいは「ゴミの袋を/さげた人が黙…
ドストエフスキー『罪と罰』を、また読み始める。今度は、最後まで読み通そう。 『罪と罰』を読み続ける。つまらなくないが、私はかなりの程度、小説好きではなく、エッセイの方を好むのかも知れない、と思い始めている。 『罪と罰』、面白い。次々に出来事…